posted on Mar 3, 2006



TAMIYA SHOWCASE 2006 Spring TOKYO


2006年3月3〜4日に秋葉原・ラジオ会館8Fで開催の展示会の速報です。
2月のニュルンベルク・トイショーで発表された新四駆バギー「ダークインパクト」と
M-03「スズキスイフト」を中心に、話題のニューモデルを取材してきました!





ちょっと時間が取れたので、フラっと突撃してみました。
あらかじめお断りしておきますが、きちんと取材に行くツモリで行ったわけではなかったので、携帯カメラによるヒジョ〜にボケボケの 写真が多いです。その点はご勘弁ください。あくまでも、情報不足で謎の多いダークインパクトなどの内容を確認する一助になればと思い、 急遽、撮影させていただいた、ということで。
さて、RCファンにとっての今回の注目は、何といってもダークインパクト(DF-03)でしょう。 実際、タミヤへの問い合せも多いそうです。本日現在、まだタミヤHP上にも個別キットの紹介ページがアップされていないので、 一連の写真からいろいろ読み取っていただければ。

シャフト駆動の四駆、ということは分かっていましたが、今回、詳細をみて、改めてほとんどすべてのパーツが 新設計であることを再認識しました。ドライブシャフトなど駆動系のごく一部やダンパーは従来の四駆バギーと共通ですが、 前後アップライトをはじめ、樹脂パーツはほとんど新設計なので、基本的にDF-02からのコンバートはあり得ないです。
重量物であるモーター位置が非常に低く、ミッドにレイアウトされているのがDF-03の特徴かと思います。また、確認はできていませんが どうやらスパーに汎用スパーが使えそうな設計っぽいです。この結果、センターシャフト回りの設計にシワ寄せが来て、リヤ側の センターシャフトの取り出し位置が高くなってしまっていますが、汎用スパーの恩恵を受けられるとしたら、 その辺はある程度割り切るべきかなとも思います。さて真相は??
モーター配置を最優先?した結果、バッテリーがやや前進気味の配置になり、これによる重心位置のズレをカバーするため、RCメカを やや後方に配置しています。ステアリングサーボの配置はまるでM-01/02みたいです。

この結果、ステアリングロッドが長くなり、これが操縦性にどう影響するかが 気がかりですが、ピッチング方向の剛性確保のためにセンターシャフトを中空アルミ製の太いパイプ状にして、 軽くて丈夫なセンターシャフトによってピッチング剛性を負担させている狙いが伺われます。
鮮明な絵が撮れてないのがなんとも残念ですが、どっちみち間もなくタミヤでも発表するでしょうし、 キットが出たらいくらでも写真は撮れますんで、まぁガマンしてください(笑)。もし写真提供頂ける方がいたらよろしく〜。
シャシー底面は、DT-02の流れを汲む形状です。もちろんDT-02とは異なるので互換性はありませんが。



見るに耐えないボケボケ写真ですが、少しでも参考になればとあえて掲載します。フロントアップライト回りです。 ご覧のとおり、最新ツーリングカーのノウハウをフィードバックしてキングピンをピロボール化してアッパーアームを 取り付け、最大限のロングスパン化を実施しています。縦置きバッテリーと低重心化でロールモーメントを抑え、 サスジオメトリではキャンバー変化の抑制を徹底しています。こんなに丸っこい断面のタイヤを使うバギーカーで ここまでキャンバー変化を抑え込んで意味あるのかな〜、とは思いますが、単純にアッパーの取り付け方法として 最も合理的な手法を選んだ結果なのかも知れません、アッパーアーム長はバルクヘッド側の位置変更でいくらでも減らせますからね。
そんなわけでアップライトは前後ともまったく新設計です。

リヤアップライトは、Evo4用をバギー用にゴツくしたような感じの形状で、遂に理想的なアッパーアームの取り回しを 実現してくれました。やったぁ〜(笑)。やっぱこうでなくっちゃ。






このページは、タミヤRCカー専門サイト「RC_Car_Trend」が提供しています